三重県名張市・伊賀市のホームページ制作/印刷物デザイン

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更新日 / 2025.11.14

放課後等デイサービス・児童発達支援のホームページ制作ガイド|参考になるデザインも

放課後等デイサービスや児童発達支援事業を運営していると、「ホームページを作りたいけれど、どのように作ればいいのか分からない」「他の施設と同じような内容になってしまう」「制作会社が多すぎて、どこに依頼すればいいのかも分からない」といった悩みをよく耳にします。

実は、福祉業界のホームページ制作では、保護者への信頼感と行政・採用への情報発信の両方が求められます。その際に大切なポイントが、魅力的なデザインと信頼感ある言葉です。いかに社会的信頼が得られるかが大切なのです。そして、堅すぎるデザインでは逆に暗いイメージを与えかねないため、温かみがある優しくポップなデザインがベストだったりします。

この記事では、放課後等デイサービス・児童発達支援に特化したホームページ制作のポイントや、SEO対策の考え方、デザイン・構成の工夫までを詳しく解説します。

まずは、参考になるデザインを見ていきましょう。

デザインの参考になる放課後等デイサービス・児童発達支援のホームページ

指定障害福祉サービス事業所なごみ

放課後等デイサービス https://tenri-nagomi.com

奈良県にある児童発達支援・放課後等デイサービスを行う事業所のホームページ。おしゃれな雰囲気のイラストをたくさん使用した、温かくスタイリッシュな仕上がりになっています。

このホームページは私が作成いたしました!全体的に手描きのイメージで、波模様の曲線で動きをつけて、楽しく優しいデザインにしています。

イラストを使ったホームページでは、かなりハイレベルな作りになっています。放課後等デイサービスなど児童福祉系のサイトの参考におすすめ。

AIによる評価

「サービスを探している保護者が“何をしてくれるか”“どんな場所か”を直感的に理解できる構成・ビジュアル・言葉遣い」がうまく設計されています。

株式会社unico

福岡市の児童発達支援・放課後等デイサービス https://unico-jp.net

福岡市で児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援事業などを行う、スタッフ100人以上の会社のホームページ。シンプルな作りだが、余白の取り方や大きい画像の配置の仕方など、メリハリが効いていてとても見やすいです。写真をたくさん使い、親しみやすいトーン&ビジュアルがとても好印象です。

RiRus(リールス)

放課後等デイサービス・児童発達支援 https://rirus.jp

放課後等デイサービス・児童発達支援、ショートステイなどを行う事業所のWebサイト。トップのスライダー画像のフチが不規則な楕円になっていて、それがアニメーションで動きます。水彩風の模様を随所にレイアウトしていて、全体が優しく温かい雰囲気になっています。

AIによる評価

「サービスの範囲を明確に」「具体的な支援内容を提示」「安心・信頼を伝える専門性表示」といった要素がしっかりしており、放課後等デイサービス・児童発達支援のホームページとして参考になるデザインと言えます。

なぜホームページが必要なのか

放課後等デイサービス・児童発達支援の事業所のホームページのメリットを解説いたします。

1. 保護者に「安心」を届けるため

保護者は「子どもを安心して任せられるか」を重視します。そのため、スタッフの写真や支援の様子、施設内の雰囲気が伝わる部分は重要です。利用している子どもさんの写真を載せるのは、難しいところですが、保護者にお願いをして、実際の支援風景を撮らせていただければ、ホームページに安心感が生まれます。

2. 行政・関係機関への信頼性アップ

障害福祉サービスは法令や加算などの制度面が多く、正確な情報発信が信頼につながります。施設概要や指定番号、運営法人などを明記しておくことはもちろん、その他、情報公開できるものはPDFとして掲載することで、行政・保護者の双方に安心感を与えられます

3. 採用活動にも効果的

求人サイトだけでなく、公式サイトを見て応募するケースも多いです。「理念に共感した」「職場の雰囲気が伝わった」という理由で応募する人も多いため、採用ページの充実もポイントとなります。

社会的信頼度の向上が大切なんです。そのためには内容はもちろん、デザイン性の高いサイトが求められますね。

放課後等デイサービス・児童発達支援のホームページに必要なコンテンツ

放課後等デイサービス・児童発達支援のホームページでは、保護者の方が安心して情報を得られることが最も大切です。事業所の理念や特色、支援の具体的な内容、スタッフの専門性など、利用を検討するご家庭が知りたい情報をわかりやすく整理して掲載することで、信頼性と安心感を高められます。 以下では、ホームページに掲載しておくべき主なコンテンツをまとめ、そのポイントを紹介します。

1. 私たちについて

事業所の理念や大切にしている想いを紹介し、「どんな場所を目指しているのか」がひと目で伝わるようにします。代表あいさつでは、支援への姿勢や事業所の特徴をシンプルに伝え、保護者に安心感を与えます。

加えて、事業所概要(所在地・電話番号・営業時間)やアクセスマップを掲載し、見学希望の方が気軽に訪問できるよう案内します。運営法人の紹介、施設の外観・内観の写真を掲載すると、事業所の雰囲気や環境がよりリアルに伝わります。

2. 支援内容

対象年齢や定員、具体的な支援内容を明確に記載します。個別支援、集団プログラム、発達段階に応じた療育など、どのような関わりを行うのか具体的に説明すると理解が深まります。

また、1日の流れ(来所・活動・おやつ・帰りの会など)やプログラム例を載せることで、お子さまがどのように過ごすのかイメージしやすくなります。利用開始までの流れ(問い合わせ→見学→面談→契約→利用開始)もまとめておくと、初めての方にも安心です。

3. 活動紹介

「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」の5領域に基づいたスキルトレーニングを紹介します。

日々の活動、季節ごとのイベント、個別支援計画に基づいた取り組みなど、事業所の特色が伝わる写真やコメントがあると、子どもたちがどのように成長していくのかイメージしやすくなります。

4. スタッフ紹介

支援に関わるスタッフの写真やプロフィールを紹介します。保有資格(保育士、児童指導員、作業療法士など)、担当業務、得意な支援、ひとことメッセージを掲載すると、事業所の雰囲気がぐっと伝わりやすくなります。

「どんな人が子どもと関わるのか」は保護者が特に気にするポイントのため、丁寧に紹介すると信頼性が大きく高まります。

5. 活動報告・お知らせ

日々の活動の様子、行事、制作物、外出活動などを定期的に更新して発信します。写真付きで紹介すると、お子さまの楽しむ姿や成長の様子がリアルに伝わり、保護者も安心できます。

また、見学会の案内、空き情報、最新のお知らせなどもまとめて掲載することで、利用希望者に必要な情報をタイムリーに届けられます

6. 利用案内

利用条件(対象者・受給者証の必要性など)、手続きの流れ、料金の目安をわかりやすくまとめます。送迎の範囲や対応可能な地域を掲載すると、利用できるかどうか判断しやすくなります。

さらに、よくある質問(FAQ)を載せることで、問い合わせ前の疑問が解消され、保護者にも事業所にもメリットがあります。

7. 採用情報(任意)

事業所で働くスタッフを募集している場合は、採用情報ページを設けます。募集職種(児童指導員・指導員・保育士・看護師など)、仕事内容、勤務形態、給与や福利厚生を簡潔にまとめます。

また、職場の雰囲気や働き方、スタッフ同士の連携の様子などを紹介すると、応募者の安心感にもつながります。

8. お問い合わせ

利用希望の方が気軽に連絡できるよう、問い合わせフォーム、電話番号、LINE公式アカウントへのリンクを掲載します。スマホからでも使いやすいよう、シンプルで見やすい構成にすることがポイントです。

見学や相談だけでも可能であることを添えておくと、さらに連絡のハードルが下がります。

9. 予約フォーム(任意)

放課後等デイサービスや短期入所の利用申込、見学予約などをオンラインで受け付けるフォームを設置することもできます。

24時間いつでも申し込みができるため、保護者の利便性が向上し、スムーズな利用につながります。

制作のポイント

できるだけ写真を使いたいです。外観写真やスタッフさんの写真を多く使い、安心感を出すようにしましょう。また、保護者が知りたい情報を最優先して分かりやすいところに掲載してください。まずは保護者の安心感、そして行政への信頼感、この2つがホームページ開設の最大のメリットとなります。

ポイントとして、「地域名+放課後等デイサービス」で検索したときに上位表示されるように、SEOを意識して制作できれば。

デザインのポイント

福祉事業所のホームページは、「優しい」「誠実」「温かい」印象を与えるデザインが理想です。ただ可愛いだけではなく、見やすさ・更新のしやすさも重要になります。

デザインの方向性

パステル系などの柔らかい色味で安心感を与える工夫を。フォントは丸みのある読みやすいものを採用しましょう。イラストをうまく使い、優しさと安心感を出せればグッドです。

下記に失敗例を挙げておきますので、制作の際は注意してください。

  • 失敗例
  • 写真が少なく雰囲気が伝わらない
  • 専門用語ばかりで難しい
  • 更新が止まっているサイト

制作費用と相場感

制作費用ですが、実際に指定障害福祉サービス事業所のホームページを制作した際に、相見積もりを数社取らせていただいた金額をリアルに記載します。

  • A社 275万円
  • B社 110万円
  • C社 194万円

上記のようなお見積りとなりました。ちなみに最初に「10ページ〜13ページとなる予定です」と制作会社にお伝えしました。

どうですか、皆さん。高いと感じますか?この金額を見てもらえれば、リアルな制作費用がお分かりになると思います。相場感として、100万円〜300万円といったところでしょうか。

もちろん、クラウドソーシングサービスや個人事業主などに依頼すれば、安価な金額で制作してくれるところもありますが、品質の保証は難しいです。社会的信頼性の向上を目指すなら、オリジナルデザインでの制作はもちろん、ディレクションやマーケティングもきちんと行なってくれる、それなりの制作会社に依頼すべきなのです。

ディーライズに依頼すれば

ディーライズに依頼すれば、次のようなメリットがあります。

  • 圧倒的な低価格
  • 高品質なオリジナルデザイン
  • 温かみのあるデザインの実績多数
  • 放課後等デイサービスの制作実績があるから流れがスムーズ
  • Webマーケティングに精通しているから、信頼性の高い内容に
  • 文章や構成も1からご提案いたします
  • SEO対策もきちんと行います

などなど、様々なメリットがあります。特に料金は、当ホームページの制作料金のページを見ていただければお分かりになると思いますが、圧倒的な低価格を実現しています。

どんな些細なご相談でも結構ですので、ぜひ当スタジオ・ディーライズにご相談ください。より良いホームページ制作のためにお力になれれば幸いです。

まとめ:信頼と集客を両立するホームページを

放課後等デイサービス・児童発達支援のホームページ制作は、単なる情報発信ではなく、「子どもを安心して預けられる場所」であることを伝えるためのツールです。

  • 保護者が安心できる内容構成
  • 採用・行政・地域との信頼構築
  • SEOとデザインの両立

この3つを意識することで、ホームページは強力な営業・広報ツールになります。そのためには、高品質なオリジナルデザインは欠かせないのです。そしてデザインだけでなく、内容構成やSEOもバランスよく構築できる業者に依頼することが大切です。

数あるホームページの制作会社ですが、どこに依頼すれば失敗しない制作ができるのか。とても不安で分からないことだらけだと思います。

そんな不安を少しでも解消して、高品質で信頼度の高い、他にないホームページ制作で、企業や事業所、店舗が抱える様々な課題を解決に導くことが、当スタジオの使命だと思っております。

制作依頼じゃなくても結構です。ホームページに関するお悩み事、お気軽にご相談ください。少しでも皆様のお力になれればと思います。


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